9月3日(水)に避難訓練を行いました。遊歩時(ふれあいタイム)に地震が発生し、その後給食室から火災が発生した場合を想定し、地震及び火災発生時に「安全に、速く、静かに」避難できる力を身に付けることをねらいとして実施しました。
いつもの避難訓練は、日時を知らせて行いますが、遊歩時の訓練ということもあり、子どもたちには「9月のどこかで実施する」とだけ知らせていました。そして、万一、地震が起きたときに担任の先生と一緒ではなくても、自分の身は自分で守れるように以下の内容を指導していました。
〇教室では、机の下に入り頭を保護すること。
〇廊下・トイレでは、近くの教室に入り、机の下に入ること。
〇机のない教室・体育館では、中央に行き、姿勢を低くして頭を保護すること。
〇校舎外では、落下物から身を守るため、建物や遊具から離れ、姿勢を低くし、頭を保護する。運動場では中央に行く。
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10時35分。訓練開始を知らせるサイレンが鳴り響くと、子どもたちは高学年児童を中心に声を掛け合いながら自分の身を守る行動をしっかりと取ることができました。
いつもは担任の先生に引率してもらって運動場に整列しますが、今回は担任の先生方はトイレに取り残されている児童はいないか、部屋の扉が開かなくなって閉じ込められた児童はいないかを最後まで点検していたので、子どもたちは自分たちだけで集合・整列を行いました。避難する際、階段で低学年と高学年が鉢合わせたときには、高学年が低学年に避難路を譲り、後ろから低学年の安全を見守る頼もしい姿が見られました。
今後も様々な災害・状況を想定し、子どもたちが自分の身を守る力を付けられるように取り組みます。