12月15日(金) 「今、自分たちにできること」(4年生総合的な学習:出前授業)

11月22日(水)の出前授業に引き続き、舞鶴市身体障害者福祉センターの職員の方にお世話になり、4年生の子どもたちが2回目の出前授業を受けました。今回はアイマスクと車いすの体験をしました。

アイマスク体験

アイマスクで目を覆った状態にし、音や匂い、触った感覚だけで物が分かるかを体験しました。物音やかすかな匂いにいつも以上に神経を研ぎ澄ませた子どもたち。「聴覚や嗅覚がいつもより強くなった気がするけど、真っ暗で怖かったし、なんか疲れた」と、視覚以外の感覚だけで生活するとはどういうことかを、それぞれに感じ、考えました。

触覚 聴覚 嗅覚

車いす体験

まずは、車いすを乗れる状態にするには、どうすればいいかという準備から教えてもらいました。準備ができれば二人ペアで実際に車いすを押したり、段差(数センチ)を越えたり、一人で乗って動かしたりする体験をしました。

「自転車みたいに楽に移動できるかと思ったけど、まっすぐに進まなくて難しかった。」「押してくれる人が失敗すると、こけたり落ちたりするかもしれないから怖かった。」と、車いす体験からもいろいろ感じ、考えました。

準備 一人で 押す

体験後、

「目が見えない人たちの本当の気持ちは分からないかもしれないけど、その大変さは少しだけ分かったような気がする。町で目の見えない人に出会ったら声をかけたい。」

「車いすは黙って押したりするのではなく、進むときには“進みますよ”、曲がるときには“曲がりますよ”、止まるときには“止まりますよ”と言ってくれたら安心したから、もし、町で自分が車いすを押すことがあったら、ちゃんと声をかけたい。」

と、学習したことをしっかりとまとめました。